診察室で使える医療スペイン語の本を出しました|家族通訳の経験から生まれた一冊

通訳しながら暮らす国際結婚

スペイン語の学習を始めた頃、まさか自分が病院で通訳をすることになるとは思っていませんでした。

ペルー出身の夫との結婚後、役所や病院などで通訳をする機会が増えました。

特に病院では、症状や検査結果、薬の説明など、日常会話とは違う言葉が次々に出てきます。

家族の体調に不安を感じながら、医師の説明を正確に伝えなければならない。

家族通訳には、言葉を訳すだけではない難しさがあります。

今回は、そんな経験を通して出版した『診察室で使える医療スペイン語』をご紹介します。

病院での通訳は特に大変

日本語が母国語ではない方にとって、病院での診察は特に難しい場面のひとつです。


病院での会話は、日本語がわかる外国人にとっても、難しい内容が多く、
もし誤解が生じれば後で問題になるし、「なんとなくわかった」というだけで手術を受けたりするのはとても不安です。

病院での通訳のために単語を予習したり、調べたりしながら通訳


病院での通訳は、プロではない私にとって、言葉を訳すだけのことではなく

・夫の健康に対する不安や心配
・医療従事者の方々に時間を取らせることに対する居心地の悪さ
・間違って伝わってはいけないという緊張感


など感じながらの通訳でした。

家族通訳にはいろいろな大変さがあります。
それについては、こちらの本でも書いています↓

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タイトルの通り、通訳しながら暮らす国際結婚の大変さについて触れ、特に医療通訳については、一章分書いています。

エッセイですが、同じような境遇の方や、異文化に触れる方々に何か気付きになればという思いで書きました。

病院で使えるスペイン語のテキストがほしい!

私がスペイン語を学習してきた頃と今とでは環境が全く違います。
AIが助けてくれる今と違い、私は医療用語を自分で調べ、必死で通訳していました。

(今も、調べながらです)

英語の本はたくさんあるけれど、スペイン語の病院での会話は、会話本に病院でのシーンが少し載っているだけで、専用のテキストはありませんでした。

病院で使えるフレーズや単語が載っているスペイン語の本がほしい!

といつも思っていました。

診察室ではこんなスペイン語が使われます

実際に病院で通訳をしていると、日常会話ではあまり使わない表現がたくさん出てきます。

例えば、

いつから症状がありますか? ¿Desde cuándo tiene estos síntomas?

手術をしたことはありますか? ¿Ha tenido alguna cirugía?

アレルギーはありますか? ¿Tiene alguna alergia?

採血をしますね。Voy a tomarle la sangre.

毎食後に1錠飲んでください Tome una pastilla después de cada comida.

といった表現です。

私自身も、薬の説明で出てくる「毎食後、食間」や、「手術を受ける」という言葉をどうスペイン語で伝えればよいのか悩んだことがありました。

また、医師の説明を私が通訳した時に、夫が私の意図と違った受け取り方をしたこともあります。

病院では、ちょっとした言葉の違いが誤解や不安につながることがあります。

だからこそ、診察室でよく使われる表現をまとめたスペイン語の本があればと思い、この本を作りました。

診察室で使えるやさしいスペイン語

・外国人の家族の通訳をしている

・スペイン語圏のパートナーがいる

・医療現場で外国人患者さんに対応することがある

・スペイン語の語彙を増やしたい

・旅行先で病院に行く可能性がある



そんな方々のために、この本を出版しました。

もちろん、病院で使う予定がなくても、いろいろなスペイン語に触れたいと考えていらっしゃる、スペイン語学習者の方にも、ぜひお手に取っていただきたいです。

Kindle Unlimitedでもお読みいただけます。

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私自身、語学は紙の本で読みたいこともあり、ペーパーバックも出版予定です。

本の概要



【本書の内容】

第1章 どうしましたか?のスペイン語
第2章 問診のスペイン語
第3章 痛みを伝えるスペイン語

コラム:医療スペイン語を予習する理由

第4章 風邪・発熱のスペイン語
第5章 腹痛・下痢・吐き気のスペイン語
第6章 薬の説明のスペイン語

コラム ・先生によって通訳のしやすさが変わる

第7章 血液検査のスペイン語
第8章 熱中症・脱水のスペイン語

コラム:医療機関で触れたあたたかさ

巻末:診察室で使えるスペイン語フレーズ集
巻末:購入者限定「ミニ会話のYouTube特典動画リンク」

ミニ会話の限定公開youtube

各章に「医師と患者のミニ会話」が入っています。
本の中に限定公開リンクがあり、診察室のテンポやイントネーションを耳で確認できます。

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必要な方に、この本が届きますように。

読んでいただき、ありがとうございました!

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